さまざまな建材や生地製品のサンプル・見本帳を
つくりだしているリアルカラー。
昨今、ものづくりの分野でも高い関心を集める
サステナビリティに優れた建材のサンプル
も、扱っています。今回は
衣料品の端材をアップサイクル
した建材サンプルについて、ご紹介します。
〔目次〕
- その名も「ヌルデニム」!環境に優しいアップサイクル左官材
- サステナブル建材が空間に生み出す価値
その名も「ヌルデニム」!環境に優しいアップサイクル左官材
ご紹介するのは、多彩なアップサイクル建材を
リリースする「日本エムテクス」様の
左官材、NURU DENIM(ヌルデニム)。
NURUDENIM…ヌルデニム…… ぬる?? デニム、を?
不思議なネーミングですが、正体はデニムの生産途中で生まれた
端切れをもとにした左官材です。同社HPでは、
「壁に塗るデニム」
と紹介されています。
-1024x698.jpg)
アップサイクルされているのは、
東北地方の縫製工場から生まれた
ジーンズの端材。
リサイクルでなく「アップサイクル」としているので、
端材を再利用するだけでなく、そこに
価値を上乗せする考えが重要になりますね。
廃棄物になるものを再生するだけでなく、
新しい価値をプラスしてよみがえらせる点が
アップサイクルの肝。
「創造的再利用」という別名が付いているほどです。
また廃棄物を分解したり熱を加えたり、
といった大がりな手間・エネルギーの
かからない手法で再活用する点も、
アップサイクルの特徴。
素材をできるだけ生かした形で、
再生の道が探られています。
サステナブル建材が空間に生み出す価値
衣料品製造現場で生まれた、本来なら
捨てられる端切れたちが、オフィスや店舗、
住宅空間を魅力的に演出する左官材になる。
まさに、アップグレードによって生まれる
建材ですね。


近年は、SDGsへの貢献という点
以外にも、サステナブルな建材には
・健康被害のリスク回避
(自然素材を活用すれば、シックハウス症候群
発症リスクを抑えることも可能)
・劣化しにくい素材もある
(漆喰・竹材など、耐久性の
高い素材も活用できる)
といったメリットが見込まれています。
建築現場でも、じわじわと存在感を
確立してきているサステナブル建材。
そんなサステナブル建材のヌルデニム
のつくられる過程を、次回はご紹介します。


